□ Back to index.

□ Back to Really Turkey!! - contents.

□ ホンマにトルコ!! □

□ 1週間め。 □

『イルハン・マンスィズの国』

1週間め。『イルハン・マンスィズの国』 @

 トルコ人は自分の国のことをとにかく誇りに思っています。いるように思います。「トルコ人はトルコ以外の料理はほとんど食べないくせに、『トルコ料理が一番だ!』と豪語します」とは、『旅の指さし会話』の言。なるほど、なるほど。これを読んだだけでも、トルコ人の自国へのプライドの高さは充分に伝わってきますね。

 しかし自分がそのプライドにもっとも強く触れたのは、街を歩いているとき。トルコ人の気質なのか、それとも日本人だからなのか(国レベルでみると、トルコ人は日本人が大好き)、彼らはとにかく道行くトラベラーに気軽に声を掛けてきます。「絨毯買ワナイ? 安イ安イ!」との客引きは置いといて。

 日本人とおぼしき人には一言目に、「ジャポンヤ?(日本から?)」。そして二言目には「イルハン・マンスィズ?」。

 イルハン・マンスィズ。それは日本で活躍するトルコ人のフットボール選手です。サッカー好きならもちろんですが、そうでない人も小耳に挟んだことがあるのではないでしょうか。

 彼のホームグラウンドであるトルコ。そこに住む人々はとても彼に期待を寄せているのです。いや本当です。誇張でも何でもなく、彼らの日本人との会話には、必ずイルハンの名が。日本語はもちろん、英語すら話せない人々が。イルハンの名を出しながら、ニコニコ笑って話し掛けて来るんです。

「でも言葉がわからなきゃ会話なんかできねェーじゃん」。それが出来てしまいます。出来てしまいます。

「イルハン・マンスィズ!?」(トルコ人。サッカーの真似をする)
「イルハン・マンスィズ!」(オレ。手を打つ)
「イヤァッ!(おおッ!) イルハン・マンスィズ!」(トルコ人。手を叩いて喜ぶ)
「エヴェット!(そう!) イルハン・マンスィズ!」(オレ。うなずく)
「イルハン!」(トルコ人。叫ぶ)
「イルハン!!」(オレ。共鳴する)
「イルハン! イルハン!!」(トルコ人。共鳴する)
「イルハン! イルハン!! イルハン!!!」(オレ。共鳴する)
(以下略)

 海外で活躍する日本人選手の名はほとんど出てきません。黙殺されます。彼らは自国のプレイヤーしかアウト・オブ・眼中のようです。しかしこれは無知と言うよりも、とても自国を愛していることの裏返しなのだと思います。自国の選手が遠い異国で戦果をあげる。彼らにとってはとても喜ばしく、誇りなのです。ま、オレたちにとっての松井やイチローと同じですね。でもオレたちがそこまで彼らに誇りをもっているのか、と訊ねられたら。答えに詰まります。

 先にも言いましたが、トルコ人は日本人が大好きです。中世では難破船の救助保護、近代ではアタテュルク(トルコ建国の父)の明治天皇の施政参考……と諸説ありますが。今現在、トルコと日本をもっとも強く繋いでいる掛け橋は、イルハン・マンスィズ。彼の日本での活躍によって、さらに2国間の友好が深まることを期待します。しちゃいますね。イルハン・マンスィズには頑張って欲しいです。祖国の誇りと、オレたち日本人の期待を背負うのは重いかもしれませんが。フフフフファイトゥッ!!

これからトルコへ行く方へのアドバイス@
「イルハン・マンスィズの名前を覚えておこう!」


↑ そんなトルコはイスタンブール。若者たちの憩いの場、タクスィム広場。
新市街にあります。オレはここで自称マフィアにからまれました。

Next >> 『イルハン・マンスィズの国』:Aへ

□ Back to index.

SEO [PR] カード比較  冷え対策 温泉宿 動画無料レンタルサーバー SEO